- 「せっかくこだわって多額の費用をかけて家を建てたのに、失敗した!」
人生で言いたくない言葉ベスト3には入るのではないでしょうか。
こんなこと絶対に嫌!と誰もが思っているのに、実際にそうした声があるのも事実。
そこで、今回は家づくりを失敗しない最適なタイミングの見つけ方についてご紹介していこうと思います。
これから家づくりをお考えの方に参考になれば幸いです。
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- ・家づくりの失敗はタイミングを誤ったから!?
- ・家を建てるタイミングを決める4つの要因
- ・自分の家族にとってのベストタイミングはいつ?
- ・良い計画はゴール設定から
- ・ゴール設定をすることの大切さ
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家づくりの失敗はタイミングを誤ったから!?
- 家づくりの失敗例は多々ありその原因も様々ですが、多くに共通していることがあります。
- 知っていれば防げた失敗なんて、人生振り返ればいくらでも浮かびます。
それだけ事前の情報収集は大切です。でも、そこに落とし穴があります。
情報収集に限界がないからです。
- 限界がないからこそ、情報収集が終わるタイミングを自分で決めてしまえるのです。
- まず初めに考えないといけない事をお伝えします。
「いつ家を建てるのか?」という、家を建てるタイミングです。
- 「夏に水着を着るからダイエットしよう」
- 「一年後に結婚式があるからダイエットしよう」
- ゴールのタイミングが違うと、準備期間も違ってきます。
- 逆を言えば、ゴールが決まると準備期間も決まるということ。
- それだけ「いつするのか」を決めることは重要なのです。
- 家づくりの情報収集を始めると、「早く家を建てたい!」という思いがどんどん強くなっていきます。
- すると「もう決めて、早く家を手に入れよう」と、準備不足のまま家を建てて失敗してしまうというメカニズムになってしまうのです。
- そうならないためにも、「いつ家を建てるか」という、ゴールのタイミングを先に決めておくことが大切です。
- では自分の家族にとって最適な家を建てるタイミングはいつなのか?
- それをこれから説明していきたいと思います。
- 30代が最も多く37.7%、続いて40代が27.1%、20代が15.7% という結果がでています。
- (参考:住宅金融支援機構 2021年度フラット35利用者調査結果より)
- この年代に家を購入する人が多い理由としてあるのが、「住宅ローン」です。
- 多くの人が、家を建てるのに住宅ローンを利用します。
- 住宅ローンの返済期間を35年と考え、「定年までには返済したいな」と考えると、30代が一番多いのも納得できますね。
- 昨今は退職する年齢もどんどん上がってきていて、「75歳まで働くぞ!」と自分では思っていても、住宅ローンには審査があるので、どうしても年齢が上がるほど審査は難しくなっていきます。
- つまり、返済期間を考えると、家を建てるタイミングというのはかなり絞られてしまうということです。
- というわけで家を建てるタイミングを決める要因その① 「住宅ローンの返済期間」です。
- こう考える人は多いと思います。
- 子どもの事を考える上で重要なタイミングは、「小学生に上がるタイミング」ですね。
- 子どもが通う小学校をどこにするか?中学校はどこがいいだろう?高校は?など、住む場所を考えるときに、子供の教育環境を重要視する人は多いです。
- すると、子供が小学生になるタイミングというのは、住む場所を決める大きなタイミングになるのです。
- 「なるべく子供に転校はさせたくない」という親心から考えても、子供が小学校に上がる前には住む場所を確定したい。
- 住む場所を確定したなら、そこには理想の家を築きたくなりますよね。
- というわけで家を建てるタイミングを決める要因その②、 「子供が小学生に上がるタイミング」です。
- 宝くじが当たったら何をしますか?という質問をされて、「家を建てる!」と答える人はどれほどいるでしょうか?
- 結構多いのではないかと思います。
- それだけ、収入の増加は住む場所のグレードアップと関係しています。
- 「出世して給料が上がった」「転職して給料が上がった」など、収入が安定して上がるという状況は、決断しやすいタイミングと言えるでしょう。
- あとは、目標の貯蓄額に到達したタイミングというのも重要なタイミングでしょう。
- さすがに家を建てる金額全部を貯蓄するという人はほとんどいないと思いますが、住宅ローンの頭金として使うために貯蓄している人は結構いるのではないでしょうか。
- 住宅ローンの頭金の額は毎月の返済額や返済期間に影響するので、その頭金の額が用意出来たタイミングというのは計画を実行に移す準備が出来たと捉える事も出来ますね。
- ただし、大きな注意点があります。
- 家計の状況を見誤ってしまった場合、家を建てた後に家計が一気に厳しくなるという結果にもなりかねません。
- それだけ自分の家計を正確に把握、分析出来るかどうかというのは家づくりを成功させるか失敗させるかの大きな要因になります。
- 時にはファイナンシャルプランナーなどの専門家に頼るのもいいと思います。
- というわけで家を建てるタイミングを決める要因その③、 「家計状況が家を建てても大丈夫な状況になったタイミング」です。
- 理想の家を建てるためになくてはならないのが「理想の土地」です。
- どんなに頑張っても、土地がないと家は建てられませんよね。
- なので、土地が見つからないとどんなに家を建てる準備が出来ていたとしても建て始めることは出来ません。
- 逆に言えば、土地が見つかったタイミングというのは、家を建てるタイミングになるという事です。
- 理想の家は作ることができますが、理想の土地は「見つける」しかありません。
- どうしても見つからずに、時には妥協することもあるかもしれませんが、「どこに住むか」というのは家を建てた後の生活に直結する要因です。
- 自分の家族にとって必要な条件は何なのか?
- ピッタリあう条件だと探すのが難しくなるので、「このくらいなら融通きくかな」という風に、に少し幅(マージン)を持たせて条件を出していくのが良いかと思います。
- というわけで家を建てるタイミングを決める要因その④、 「土地が見つかるかどうか」です。
- さて、家を建てるタイミングを決める要因を4つ紹介してきましたが、この4つの要因が全てピタッと重なるタイミングはあるのでしょうか?
- すべて重なっている人はかなりの幸運か、人生のコントロールがバッチリ出来ている人でしょう。
- 晩婚化、少子化、経済不況などの現在の社会状況。
- または個人それぞれの価値観の多様性。
- そんな要因によって「自分にとってのベストタイミング」を見つけるのが難しくなってきています。
- そもそも現在の家を買うというモデルは高度経済成長期に普及したものです。
- 当時は、就職したら年々給料は上がっていき、20代後半では結婚、子供が小学生になる頃には家計も安定していてローンも組めるので家を建てる。
- そういったライフスタイルや価値観が固まっていたので、タイミングを掴むのはそんなに難しくなかったのです。
- でも、今は違います。
- 自分の状態を判断して最適なタイミングを見つけないといけない。
- 大変です。
- そんな時代だからこそ、勉強会や相談会が充実してきました。
- 知識を得ようと思えば、簡単に得られる時代になりました。
- 専門家は上手に使えるかどうかが今の時代の成功の秘訣。
- しかし、専門家の人にアドバイスを貰ったり、勉強会に参加するのは少し気が引けるという方もいると思います 。
- そこで、次の章では専門家の人にアドバイスをもらう前の心構えをお伝えします。
- 専門家にアドバイスをもらうのに気が引ける人はいると思います。
- 出来る限り自分で情報収集してから専門家にアドバイスをもらいたい。
- 専門家だから間違えないとは限らないよね。
- 無理な営業されないか不安。 などなど・・・
- 人生で何度もない大きな決断だからこそ、信頼できる専門家を見つけたい。
- そのためには、しっかりとこちらの意見に耳を傾けてくれるかどうかを確認しましょう。
- あとは、専門家のペースに乗せられないために必要な事をお伝えします。
- ゴールは「理想の家を建てること」だと思っていませんか?
- しかし、大切なのはその先ではないですか?
- 「家を建てる」ことによって、叶えたい願いがあるはずです。
- 家族団欒が楽しめるリビング。
- 子供の教育環境にピッタリな地域。
- 休日には近くの公園に行って子供と遊ぶ。
- それぞれ思い描く生活があると思います。
- それこそが本当のゴールですよね。
- 家づくりは長期戦になります。長期戦を戦うには計画が必要です。
- でもそもそもゴール設定を間違えると、いい計画なんか作りようがありません。
- あなたのゴールは家を建てることですか?
- 家を建てることによって叶えたい願いがあるはずです。
- 本当のゴールを見誤らないようにして下さいね。
- 本当のゴールさえ明確になってさえすれば、家を建てるタイミングにどの要因を重要視すればいいか判断がつきやすくなるはずです。
- 専門家のアドバイスはそのゴールに向かうためのアドバイスだと捉えれば、自分の家族にあうアドバイスなのかどうか判断しやすくなります。
- 自分の家族の夢は自分達で決めましょう。
- 専門家に聞くのはその夢を実現させるための最適解です。
- 専門家を上手く使って、自分の夢を叶えて下さい。
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