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;家の耐久性に関わる「笠木部分の通気と防水」
2023/4/26
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;2023/4/26
こんにちは。
鳥取市・倉吉市を中心に、新築注文住宅・リフォーム・不動産事業を手掛けている
福山建築 現場監督の阪下です。
今回は、「俺の推しシリーズ」はいったん休憩を挟んで、「笠木部分の通気、防水」について書いていきたいと思います。
通気、防水関係に関しては、施工をする上で最も注意して施工しなければならない事項の一つになります。
◆笠木の目的・役割
手摺壁や塀の頂点に帽子のように被せる「笠木」ですが、室内にある笠木、屋外にある笠木、それぞれで必要とされる機能はもちろん目的や役割も変わってきます。
その為、ベランダ・バルコニーの笠木には、特に防水性を高める必要があります。
防水機能を持たせる必要があるということは、それだけベランダやバルコニーからの雨漏りが多い事を意味しています。
手摺壁の内部に雨水が侵入してしまうことで、階下の居室への雨漏りへとつながったり、
建物自体の腐食へとつながってしまうことを防ぐために、
それを守るベランダやバルコニーの笠木には、防水性という重要な役割が求められているのです。
◆外皮の通気・換気の重要性
躯体内に侵入した水分を外に出し、劣化を防ぐ事です。
外部躯体内には水蒸気が入り込むので、循環しなければ腐朽菌が増殖して木材が腐り、強度が低下する恐れがあるので、この項目も注意して施工する必要があります。
◆外部笠木の施工
外壁躯体に対して面材を貼り、先行防水をしてから通気役物を両面施工し、通気を確保します。
躯体天端にシートを止付ける為、防水テープ100㎜で止水し、通気役物を塞がないように鞍掛シートを被せます。
最上部に換気役物を施工し、板金役物を上から被せば施工完了になります。
家を長持ちさせる為には非常に重要な部分です。
そのため、細心の注意をして施工させていただいております。
以上、今回は笠木部分の通気、防水の話でした。
今回もお読みいただきありがとうございました。
現場監督の阪下でした。
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